順風満帆~ダイフレックスフロアー~

昭和48年、大和高分子工業は樹脂系弾性塗り床材「ダイフレックスフロアー」を開発した。
インテリアデザインとしての調和を考えた色調、清潔感、歩きやすさ、弾力性、保温性、吸音性、耐久性、メンテナンスなど、樹脂のもつ物性を十二分に生かしたこの製品は高い評価を得た。
この開発の動機は、日本の経済構造が量から質へと転換し、建築物に対しても“人間性”を大切にしたものが強く要求されてきたことにあった。
“建物に対する生活環境の革新”を可能にし、真に有用度の高い住空間を開発していくためには、それを支える高品質の新しい材料が常に必要だと考えたのである。
さらに同年、原料供給先である三井日曹ウレタンとの業務提携による資本参加を得た。

これは、オイルショックの始まる寸前のことであった。

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