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紀元前14世紀、ギリシャ・ミケナイにおける「アトレウスの宝庫(スパン146m、組構造)」がド-ム建築の起源と言われ、日本では、1998年大規模ド-ムとして、東京ド-ム(スパン201m、空気膜構造)が建設された。ド-ム建築の構造形式には、さまざまなものがあり、主なものに組構造、鉄筋コンクリ-ト造、鉄骨造、空気膜構造、木造(集成材)、ケ-ブル構造などがある。

◎組構造
古代エジプト、ギリシャ等で、身近に手に入れやすかった石や煉瓦の圧縮力だけが強い事を有効に活かして大空間を造ろうと考え出された構造形式のア-チを、立体に構成してド-ムが造られた。
建物名       場所       スパン長   竣工年
アトレウスの宝庫  ギリシャ・ミケナイ  146m  紀元前14世紀
パルテオン      イタリア・ロ-マ   43m   124年

◎鉄筋コンクリ-ト造
圧縮に強いコンクリ-トと引張に強い鉄を組み合わせた合理的な構造形式で、自由な形態を造るのに適している。

キングド-ム    アメリカ・シアトル 202m 1976年
(2000年解体)

◎鉄骨造
鉄はコンクリ-トよりも圧縮の引張に対応して強い材料であり、同じ大きさの空間を構成する場合、鉄骨造は鉄筋コンクリ-トよりも軽い建物を造ることができる最も使用頻度の高い構造形式と言える。
ス-パ-ド-ム アメリカ・ニュ-オリンズ 207m 1975年
福岡ド-ム   福岡県福岡市       212m 1993年
ナゴヤド-ム  愛知県名古屋市      187m 1997年
大阪ド-ム   大阪府大阪市       167m 1997年
札幌ド-ム   北海道札幌市       218m 2001年
大分県スポ-ツ公園総合競技場 大分県大分市  274m 2001年

◎空気膜構造
常に室内の空気圧を外気圧より高めておき、(東京ド-ムは0.3%)その内圧差によって屋根を支持する構造形式である。屋根に使用されている膜材は太陽光を通りやすく、明るい内部空間を実現できる。
メトロド-ム アメリカ・ミネアボリス 215×180m 1982年
東京ド-年
屋根は水平投影面28,592㎡の大きさを持つ超楕円形で、2方向に配置された
補強ケ-ブルの間に、テフロンをコ-ティングしたガラス繊維布から

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